増税が影響するものは? 金額の違いは?
消費税とは、原則「消費する物やサービス」に対して課税されます。
住宅購入の場合、どんなところまで増税の影響を受けるかは
「消費税の課税対象であるかどうか?」がポイントになります。
主なものを挙げてみましょう。
<課税対象>
・建物の購入代金
・土地の造成や庭などの外構費用
・事務手数料
・仲介手数料
・行政書士など専門家への報酬
・引っ越し費用
など
<非課税対象>
・土地の購入代金
・登録免許税(家の登記)
・印紙代(契約書用)
・不動産取得税
・火災保険料
この中でも購入代金に占める割合が大きいのは「建物と土地の購入代金」です。
実際に増税の前後で、どういった影響があるのか試算してみましょう。
例)建物「2,000万円」、土地「1,000万円」の場合
【増税前(8%)】2,000万円×1.08+1,000万円=3,160万円
【増税後(10%)】2,000万円×1.10+1,000万円=3,200万円
金額が大きい買い物ですので目立たないかもしれませんが、
増税の前と後では、40万円も総支払い額が上がることになります。
実際にお住まいを購入される方にとっては結構な痛手ですよね。
しかし、増税に伴い税金の優遇も拡大されました。
住まい給付金は 増税前 年収500万円以下の方に最大で30万円の支給
増税後 年収775万円以下の方に最大で50万円の支給と拡大され
住宅ローン控除は 増税前 10年間の所得控除が受けられました。
増税後 13年間の所得控除が受けられます。
※令和2年12月31日までに居住することが要件となります。
確かに増税により価格は上がりますが、給付金や所得控除の優遇も増えますから、
購入するにあたり大きな影響は無いように感じます。
ですが、この影響がどのようになるのか考えていて気が付いたのですが、
新築の注文住宅については価格は上がりますが、
建売住宅のような場合だと増税前に建築されたものを購入すれば、
価格に影響も出ず、尚且つ増税後の優遇が使えるのでお買い得なのではないでしょうか?
住宅購入については個人様の考え方や時期、ご予算により変わってきます。
ご自身の良いタイミングで購入する事をおススメいたします。
購入についてのご相談等、いつでもお気軽にご連絡ください。
☎ 0120-034-577
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